比嘉愛未が語る“1人旅の極意”とは?「良いも悪いも失敗も出会いも“楽しむ”」
◆“美食の街”サン・セバスチャンを絶賛!
松下:ちなみに、スペインはどちらに? 比嘉:スペインはバルセロナとサン・セバスチャンとイビサ島。 松下:サン・セバスチャン! 私も行きましたよ。 比嘉:最高でした! 松下:楽しいですよね! お腹いっぱいになっちゃって。 比嘉:美食の街ですから、ずっと食べていました。 松下:“バル巡り”みたいなこともできちゃうでしょ? 比嘉:そう! 私、お酒が大好きなので! 松下:そうですよね、どこにいても楽しい街じゃないですか。 比嘉:(サン・セバスチャンの人たちは)陽気で、私のことを誰も知らないから、その解放されたなかで好きな物を食べて飲んで、景色を見て……あと、ミシュランで星を取ったレストランを予約して、オシャレして行ったりとか、いつもとは違うものを見て、楽しんで、食す……最高の贅沢を味わいました。 松下:うわぁ、いいですね!
◆比嘉愛未が語る“一人旅のメリット”
松下:そして、ギリシャは? 比嘉:友人たちとスペインを楽しんだ後に1人で行きました。 松下:1人で!? 比嘉:1人だからいいんです。 松下:勇気がありますね! 比嘉:そうかな? 普段から1人行動は平気でします。 松下:みんなでワーッと行く旅よりも1人旅のほうが好きですか? 比嘉:好きです。例えば、2、3日空いたとしたら、日本でも地方に1人でフラッと行ったりします。 松下:1人でも平気なんですね。むしろ1人のほうが良いときもある? 比嘉:わりとそうかもしれないです。景色を見たり、文化を学んだり、とにかく自分が、その対象物や自然と“対峙したい感覚”とでもいうのでしょうか。 松下:旅のベクトルが違うんですね。“インプットする自分のための旅”と考えると、1人のほうが良かったり。 比嘉:(1人のときが)一番感じ取りやすいのかもしれないと思って。 松下:一緒に共有できるのもいいけれど、1人がいいこともありますよね。 比嘉:あります! 松下:“フラッと行っちゃう”ということは、あまり旅の計画は立てずに行かれるのですか? 比嘉:さすがに海外へ行くときはザックリですが立てます。でも流動的ですね。 松下:そうなんだ。 比嘉:とはいえ(現地を散策するなかで)ときめいたほうに行っちゃったりも。 松下:一応、ホテルとかは決めるけれど? 比嘉:あと飛行機のチケットは取っておいて、後は“なんくるないさ~”みたいな(笑)。 松下:そこがいいんでしょうね。“何とかなる”の気持ちで旅すると、一番いいものに巡り会えるのかもしれないですね。 比嘉:最高の贅沢です、だから“決めつけない”。その(旅中に起こる)全部を自分で選択できますから、良いも悪いも失敗も出会いも“楽しむ”。 松下:確かに。 (TOKYO FM「Grand Seiko presents My Time My Story」2024年9月14日(土)放送より)