夏の使者「アオバズク」今年も小学校に飛来 ギョロ目で木の枝に…子どもたちのアイドル的存在 大分
大分県臼杵市の小学校に今年も空から珍しい生き物「アオバズク」がやってきました。 児童数21人の臼杵市立川登小学校。毎年初夏を迎えると、この学校ではある生き物の姿をみることができます。それはフクロウの一種「アオバズク」です。アオバズクは繁殖のため、アジア地域から日本へ渡来します。川登小にやってくるようになったのは数十年前。このアオバズクはオスとみられ、巣を守るためか周囲を警戒しているようです。 【写真を見る】夏の使者「アオバズク」今年も小学校に飛来 ギョロ目で木の枝に…子どもたちのアイドル的存在 大分 アオバズクは子どもたちの人気者です。木の枝でじっとしている姿は一度見ると忘れられない存在感があります。 (児童)「すごく小さくてかわいい。無事に来てくれるのでうれしい」「もうすぐ夏だと思った。暖かくなるとアオバズクが来るので今では小学校のキャラクターになっている」 アオバズクは県の絶滅危惧II類に指定されている希少な鳥です。これからも来てくれることを願い、学校では繁殖を妨げないよう注意しています。 (川登小学校・大渡克教校長)「今年も無事に来てくれてありがたいと思うし、子どもたちのアイドル的な存在なので来年もぜひ来てほしい」 子どもたちに夏の思い出を残して、アオバズクは子育てが終わると飛び立ち、再び、日本を離れます。
大分放送