千賀滉大「10球でも200球でも」地区シリーズ第1戦で先発 相次ぐ故障乗り越え電撃復帰
メッツのカルロス・メンドーサ監督は日本時間5日、フィリーズとの地区シリーズ第1戦で、千賀滉大投手を先発させることを発表しました。 【画像】緊急降板となった千賀滉大投手 メッツは日本時間4日のワイルドカードシリーズ第3戦、ブリュワーズ戦で2点ビハインドの9回にピート・アロンソ選手が3ランを放つなど、4-2で劇的な逆転勝利を挙げ、見事に地区シリーズ進出を成し遂げました。 今季の千賀投手は開幕前に右肩を痛めると、復帰した7月のブレーブス戦では左ふくらはぎを痛めて再び故障者リスト入り。相次ぐ故障の影響により、今季の千賀投手の登板数は1試合にとどまり、1勝、防御率3.38の成績となり、ワイルドカードシリーズでも出場選手登録外でした。 それでもチームが地区シリーズに進出したことにより回復が間に合いリハビリを続けてきた千賀投手が大事な第1戦を任されることになりました。 MLB公式サイトによるとまだ長いイニングを投げられないとみられているものの千賀投手本人は「10球と言われれば10球だし200球と言われれば200球投げる」と話しています。 今季はけがで苦しみましたがメジャー1年目の昨季は12勝で202奪三振をあげ、エース級の活躍をした千賀投手。大事な地区シリーズ初戦で強豪フィリーズを相手に、どんなピッチングをするのか期待がかかります。