南極観測船「しらせ」が横須賀出港 来年1月に昭和基地へ
tvkニュース(テレビ神奈川)
南極観測船「しらせ」の出国行事が20日、海上自衛隊横須賀基地で行われました。 南極観測船「しらせ」を運用する海上自衛隊の隊員およそ180人が乗船し、南極大陸へ向かう隊員らを家族らが見送りました。 式典では海上幕僚長の齋藤聡海将が今月10日に発生した掃海艇「うくしま」の火災について、「国民のみなさまに多大な心配をかけた」と謝罪。 その後、隊員らへの激励と家族に対しては活動の理解と協力に感謝の意を表しました。 「しらせ」は来月はじめにはオーストラリア南西部に寄港し、観測隊員およそ60人と補給物資を積み込んで来年1月上旬までに南極の昭和基地に到着する予定です。 海上幕僚長齋藤聡海将 「各種観測は温暖化などの環境変動メカニズムを解明し将来の予測につなげる重要な観測として全世界から注目されていて、諸官の任務は他の誰にもなし得ないもの」 およそ半年間の任務を終えたあとに「しらせ」は来年4月、横須賀に戻る予定です。
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