最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング49位。500人増加! 最南端でも8000人を集めることも
2024シーズンの明治安田リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する。
49位:FC琉球 本拠地:タピック県総ひやごんスタジアム 収容可能人数:10,189人 平均入場者数:3,007人 今季のJ3リーグを14位という成績で終えたFC琉球は、観客数ランキングでは49位にランクインしている。 昨季と比べると平均入場者数は約500人の増加という結果となった。1万人を超える収容可能人数のスタジアムにとってはかなり空席が目立つ状態となっており、もっと安定した観客数を確保していきたいところだ。 ただ、数字上のデータからわかることとして、試合ごとの大きな振れ幅がないことは一つの特徴かもしれない。ほとんどの試合で2,500人前後の観客を集めており、安定的なコア層のファン・サポーターの存在はクラブにとって大きな味方となっているはずだ。 そんな中でも、ひときわ多くの観客を集めた試合が2試合ある。一つはホーム開幕戦の松本山雅FC戦(4,957人)で、もう一つが今季最多となる8,755人の観客を集めた第26節のガイナーレ鳥取戦となる。この試合は子どもたちの夏休み最終日である8月31日が開催日ということもあり、試合前後でたくさんのイベントが開催されていた。 試合前には人気YouTuber対琉球レジェンズの前座マッチが行われ、試合後には夏の風物詩である花火大会が実施された。試合も3-1で琉球が勝利を収めており、沖縄の子どもたちに夏の最後の思い出をプレゼントすることができた。
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