「泥酔していて記憶がない」飲食店でガラス扉を蹴破ったうえ従業員3人に暴行 航空自衛隊松島基地の20代男性空士長を停職60日の懲戒処分
去年9月、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に勤務する男性自衛官が、埼玉県内の飲食店で従業員に殴る蹴るなどの暴行を加えけがをさせたなどとして停職の処分を受けました。 【写真を見る】「泥酔していて記憶がない」飲食店でガラス扉を蹴破ったうえ従業員3人に暴行 航空自衛隊松島基地の20代男性空士長を停職60日の懲戒処分 19日付けで停職60日の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊松島基地の第4航空団に所属する20代の男性空士長です。 基地によりますと、男性空士長は去年9月29日、埼玉県内の飲食店で店内のガラス扉を頭突きしたり蹴ったりして破損させたほか、従業員3人に殴る蹴るなどの暴行を加え、このうちの1人の頭に全治5日のけがをさせました。ほかの従業員にけがはありませんでした。男性空士長はその場で警察に現行犯逮捕され、その後、釈放されていました。 男性空士長はこの飲食店で酒を飲んだのち犯行に及んでいて、松島基地の調査に対し「泥酔していて記憶がない」と話しているということです。松島基地は「より一層の隊員教育を図り、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
東北放送