トランプ米大統領誕生へ 街の声 県民は?鹿児島在住の米国人は?
鹿児島テレビ
アメリカ大統領選挙で、トランプ氏が当選を確実にしました。4年ぶりの返り咲きとなるトランプ新大統領誕生を前に県民は何を思うのか、街の声を聞きました。 トランプ氏当選確実から一夜 70代女性 「私は『しまった』と思った。トランプさんじゃないほうが良かった。輸入品が安くなったらいい」 30代女性 「私としては不安。特に値上がりもしていて、私たちもつらい生活を送っているので」 多くの人が口にしたのは、物価への影響でした。そして今後の日米関係について不安の声も。 70代男性 「不安いっぱいです。あの方(トランプ氏)が日本の国防を考える人じゃないだろうと、完全に無視されるだろうなと予想しています」 40代男性 「日米同盟など今後どうなっていくのか。良くなってほしい」 多くの人が期待と不安を抱いているようでした。鹿児島に住むアメリカ人の女性にも話を聞きました。 エイリー麻弥さん。英語教師として13年前に来日し、通訳などを経て、今では飲食店を営んでいます。麻弥さんは今回の結果をどのように受け止めているのでしょうか。 エイリー麻弥さん 「サプライズ、びっくりという結果ではない」 「今の政府に対する不満が選挙結果に出た」 麻弥さんの友人たちはどんな反応だったのでしょうか エイリー麻弥さん 「(ハリス氏支持、トランプ氏支持)どちらの友達もいますので、色んな意見がSNSに上がってきますけど、一部は『アメリカにいなくて良かったね』という人も中にはいます。そういう人は、トランプさんになってどうなのかなと疑問が多い」 その上で、今後の展望についてはー。 エイリー麻弥さん 「(大統領就任が)決まったので、これから進む道が分かってきているので、経済的にも落ち着いて、株もドルも上がった。そういう意味では面白い」「でも『たった4年間』というのもなんですけど、一つの世界で、色んな人がいる。アメリカだけではない。これから先はわからない」 一方、日本銀行鹿児島支店の矢野正康支店長は、11月7日の記者会見で、トランプ氏の再選が県内経済に及ぼす影響について次のように話しました。 日本銀行鹿児島支店・矢野正康支店長 「まさに市場において消化をしている過程にある。マーケットがどう動いていくか、そういったことを通じて、日本、県内経済にどういう影響が及ぶか、そこが見るべきところかもしれない」
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