【ONE】野杁正明のデビュー戦は6・8『ONE 167』のケージファイト、対戦相手は古豪シッティチャイ「日本の怪物が世界を獲ろうかなと思っています」
2024年5月4日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Fight Night 22』のU-NEXTライブ配信にて、解説を務めたK-1世界2階級制覇の野杁正明が、自身のONEデビュー戦日時と対戦相手を発表した。 【写真】野杁が自身のSNSに投稿した武尊とのツーショット 野杁は6月8日(土)の『ONE 167』にて、フェザー級キックボクシングでシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と対戦する。 「挑戦する前からこの階級で戦うことは決めていたので、格闘技をやっているからには挑戦していかないとダメだと思うので。修羅の道ですけれど一人一人倒して必ずONEのチャンピオンに、武尊くんと一緒になりたいと僕は思っているので、そのためにも負けられない大事な一戦かと思いますね」と、強豪ひしめくONEのフェザー級(-70.2kg)で戦うことは決めていたという野杁。 シッティチャイについては「昔からテクニックがあって強い選手ではあるんですけれど、(1月の日本大会で対戦した)グレゴリアン選手と僕は対戦スタイルが似ていることもあって参考にさせてもらって。その時から、もしかしたら対戦するかなって僕の中で思うことがあって。ただ、あの時はリングだったんですけれど、今回の僕の試合はケージになるので、そこで詰め方だったりがちょっと変わると思うんですけれど、そこも全て挑戦者のつもりでやろうかなと思っています」とした。 「ここ獲ったら誰も文句言わないので。引退するまでには獲りたいベルトのひとつだったので、必ず獲るって決めていますね」と、ONEフェザー級キックボクシングのタイトル奪取を目標に掲げ、「ムエタイもチャンスがあったらやってみたいなとは思いますけれども、今はキックボクシングで」と、オープンフィンガーグローブのONEムエタイにも興味はあるという。 挑戦へ向けて「世界のトップが集まっている階級だと思うので、世界最強を目指すにはそこのトップを獲らないと名乗れないと思うので、日本の怪物が世界を獲ろうかなと思っていますね」と意気込み、「今までやってきた選手よりもレベルが上がると思うんですけれど、僕自身もどこまで行けるのか、どこまで通用するのかを試せる試合になると思うので楽しみです」と語った。 シッティチャイはプロ160戦以上と鉄人的な戦歴を持つ現役のムエタイレジェンド。キックボクシングとムエタイを合わせ、世界王者に11回輝く。過去10年間に渡り、キックボクシングとムエタイで、最も圧倒的な強さを誇る選手の1人として評価を築き上げてきた。 ONEには2020年7月から参戦。2022年の「ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ」では決勝へ進出するもチンギス・アラゾフに判定負け。2023年9月にモハマド・シアサラニに判定で敗れ、2024年1月の日本大会ではマラット・グレゴリアンにKO負けを喫して連敗中も決してあなどれない古豪だ。戦績は128勝(39KO)35敗5分。
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