「全力疾走でマウンドに」巨人・阿部監督が試合時短へ前向き姿勢
プロ野球の12球団監督会議が16日行われ、巨人・阿部慎之助監督が初参加しました。 「一番の議題になっていた」と話すのが、試合時間短縮について。昨季はメジャーリーグで、投球間に時間制限を設けるピッチクロックが採用され、時間短縮へ大きな効果をもたらしたことで注目を浴びていました。 【画像】新人合同自主トレを視察した巨人・阿部慎之助監督 時短について阿部監督は「子どもたちも最後までみていけるとか、利点が多い。僕らがしっかり選手に落とし込んでいければなと思っております」と前向きな姿勢。 時短に関しては昨季、原辰徳前監督は投手交代時に投手コーチに任せるのではなく、自らマウンドへ赴いていました。阿部監督も今季は1軍と2軍で取り入れることを明かし、「積極的に協力して全力疾走でピッチャー交代のときマウンドいこうかなと。肉離れしないように走りたいと思います」と冗談交じりに話しました。 また、時短ポイントについては他にも、「前の打者がアウトになってから、(次の打者は)30秒で1球目が終わるぐらいみたいな、それを目安にしていきましょうっていうお達しはありました」と新たなルールが提案されたことを明かし、「僕は結構打席入るの早かったからね。早くしようと思えば早くできるだろうし。例えばホームラン打ってハイタッチして、今パフォーマンスをやったりする選手が多いから、打者が待ってる時もあるしね。そういうのはメジャー式にしてもいいかなと思う。ベンチに戻ってきて、それで終わりにっていう。それだけでもスピードアップになるんじゃないかな」と持論を述べました。