NCT WISH、横浜でのコンサートで4500人のシズニーを熱狂させる ユウシは感極まり涙で言葉に詰まる場面も
6人組ボーイズグループ「NCT WISH」が28日、横浜市のパシフィコ横浜で単独公演「2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN」を開催し、約4500人のシズニー(ファンネーム)を熱狂させた。 NCT WISHは韓国人メンバーのシオン(22)とジェヒ(19)、日本人メンバーのリク(21)、ユウシ(20)、リョウ(17)、サクヤ(17)で構成。この日は、体調不良で活動休止中のリクを除く5人でパフォーマンスした。 2023年7~9月に放送されたプレビューリアリティー番組「NCT Universe:LASTART」を通じて結成されたグループで、NCT 127、NCT DREAM、WayVに続く最後のNCTといわれている。「NCT NEW TEAM(仮)」としてプレビュー期間を経て、今年1月18日、グループ名を新たに「NCT WISH」として正式発表した。 今回のツアーは2月のメジャーデビュー後、初の単独ツアーで、ゲームの世界で観客とともに楽しみながらクリアしていくという世界観を演出している。11月3日の石川公演を皮切りに12月13日の愛知公演まで全6都市12公演で開催。ツアー全体で約3万人を動員、チケットは全公演完売となった。 約2時間のステージでは27日に先行配信され、12月25日にリリースするファーストアルバム「WISHFUL」に収録されているリード曲「Wishful Winter」やメジャーデビュー曲「WISH」ほか、BoAの楽曲「No.1(JPN ver.)」のカバーなど全17曲を届けた。 ライブの序盤で満員の客席に向けユウシは「僕たちはいろいろなことを用意してきたので楽しんで帰って!」と元気よく呼びかけた。 ラストは、それぞれシズニーに感謝のあいさつ。感極まったユウシは「こんなたくさんの方々が…」と涙で言葉に詰まり、リーダーのシオンが優しく抱き締める場面も。リョウは「僕たちはもうちょっとでデビューしてから1年。ツアーをするたび絆が強くなる気がする」としみじみ。シオンは「NCT WISHは、シズニーが幸せなように6人でこれからも頑張ります」と宣言した。
中日スポーツ