四季報「夏号」先取り ! 上方修正「率」&「額」ランキング106
四季報オンライン
6月13日発売の 『週刊東洋経済』6月18日号 では「株の道場 仕込み場到来!」を特集。 『会社四季報』2022年夏号 の先取り8大ランキングのほか、弱気相場に勝つための7大投資法などを解説している(本記事は『週刊東洋経済』6月18日号から転載したものです)。2022年度に飛躍する企業はどこか。3カ月前に発売された春号と比べ、四季報夏号で2022年度の純利益予想を上方修正した企業を見ていく。 原料高や輸送費上昇など企業を取り巻く環境は、この3カ月間でより厳しくなったように見える。ランキングには、そうした逆風に対する反発力が強い企業が並んでいるといえそうだ。 上方修正率でトップになったのが、業務用通信カラオケ最大手の第一興商(7458)だ。純利益予想は前号の18億円から、今号では90億円に大幅増額された。 理由は、営業規制の解除だ。前号が発売された3月は、新型コロナウイルスの感染が拡大しており、しばらく規制が続く前提での予想だった。しかしその後、まん延防止等重点措置が全面解除に。カラオケ店の営業が正常化することで業績が拡大する。同社は今後の挽回に向け、最上位機器への入れ替えを積極的に推進、全店で高音質マイクの設置も進める。
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並木 厚憲