JFL降格の岩手、DF宮市剛との契約満了を発表「第二の故郷である岩手が大好きです」
いわてグルージャ盛岡は23日、DF宮市剛との契約満了を発表した。 1995年6月1日生まれの宮市は現在29歳。横浜F・マリノスに所属するFW宮市亮を実兄に持つ同選手は、2014年に中京大中京高校から湘南ベルマーレに入団すると、水戸ホーリーホックやガイナーレ鳥取などでプレーした後、2018年にいわてグルージャ盛岡に加入。在籍7年目となった今シーズンは公式戦28試合に出場したものの、チームはJ3リーグ最下位となり、JFL(日本フットボールリーグ)降格が決定している。 契約満了に伴い、クラブ退団が発表された宮市は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「今シーズンをもっていわてグルージャ盛岡を去る事になりました。まず、このような不甲斐ないシーズンになってしまったことに対してすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして苦しいシーズンだったにもかかわらず、沢山の声援、後押しをしてくださったファン・サポーターのみなさまには本当に感謝しています。有難うございます」 「2018年にレンタル移籍でこの岩手に来ることになり、気付けば約7年間もグルージャでプレーをさせていただきました。勝利の喜びも勝てない悔しさも沢山味わいましたが、今思うと本当に色々な経験をさせていただいた7年間でした。利三さんは、自信を失っていた自分を起用し自信を取り戻させてくれました。秋田さんにはポジションの幅を広げてもらいすごく感謝しています。また良香さん、哲さん、神野さん、そして星川さんの元でもプレーできたことは僕にとって財産です。グルージャの選手としてJ2の舞台でも戦えたこと、そしてこのチームでプレーできたことは誇りです。ありがたいことに契約更新の話はいただきましたが、自分自身新しい環境でチャレンジしてみたいという思いが強く今回こういった決断に至りました。このような決断を受け入れてくれたチームには感謝しています。現役続行なのか、それとも現役を退くのかはまだ決まっていませんが、どの道に進んだとしても応援していただけると幸いです」 「最後になりますが、来シーズン、グルージャは初めてのJFLで厳しいシーズンになることも考えられます。だからこそ、今以上にチームを信じて応援していただけると嬉しいです。皆さんの応援が選手やチームにとって大きな力になる事を僕は知っています。このいわてグルージャ盛岡が将来もっともっと大きなチームになり、いずれJ1の舞台で戦えることを願っています。そして、これからはサポーターとして僕も応援していきます。第二の故郷である岩手が大好きです。7年間本当に有難うございました。 宮市剛」
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