1年のブランクがあったとは思えぬスーパーセーブ連発 フィオレンティーナにあった名手デ・ヘアへの確信「我々は落ち着いていた」
スペイン代表への再招集も面白い?
今季のサッカー界で大きなサプライズとなっているのが、フィオレンティーナに加入したGKダビド・デ・ヘアだ。 2023年の夏にマンチェスター・ユナイテッドを離れてから、デ・ヘアは1年間無所属の状態にあった。そこにフィオレンティーナが声をかけたわけだが、当初はギャンブル要素の強い補強かと思われた。 ただ、フィオレンティーナのダニエレ・プラデSDは獲得時から確信があったと語る。実際にデ・ヘアは抜群のパフォーマンスを見せており、スペイン代表への再招集もあり得ると考えているようだ。 「無所属の期間はあったが、技術、人間性に疑いはなかった。ダビドがトレーニングを欠かしていないことは知っていたし、我々は落ち着いていたよ。我々は以前世界最高の1人と言われていたGKについて話しているからね。彼はピッチ内外でチャンピオンだし、リーダーであり模範となる選手だ」 「スペインには素晴らしいGKがいて、監督のデ・ラ・フエンテには多くの選択肢がある。スペイン代表の序列は知らないけど、もしダビドが代表チームに加わる機会があるならば、スペインのファンは安心して見ていられるだろう」(『as』より)。 驚異的な反応速度を活かしたスーパーセーブは健在で、シュートストップの部分ではスペイン人GKの中でもトップクラスと言えるのではないか。
構成/ザ・ワールド編集部
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