今年の大みそかは「年越しそば」ではなく「年越しつけ麺」 専門家イチ押し「チェーン系つけ麺」おすすめ5選
■名店の味をカジュアルに楽しむコスパ最強チェーン
(3)舎鈴(しゃりん) 『舎鈴』は、都内で5店舗を展開する超人気店『六厘舎』グループが運営するカジュアルなつけ麺チェーンだ。『六厘舎』譲りの濃厚な魚介豚骨スープが特徴でありながら、「毎日食べても飽きることがない」をコンセプトに、より軽めの味わいを選べるのが魅力。コストパフォーマンスが高く、日常使いしやすいのが強みだ。 「スープを『六厘舎』よりもライトに仕上げています。かといって薄すぎることはなく、中濃ぐらいの絶妙なラインですね。物足りなさを感じることはありません。そして、なにより安い。例えば市ヶ谷店では『つけめん(小)』が790円。これなら毎日でも食べられます。低価格で提供しているのは、“ラーメンは庶民の味方であるべき”という社長のポリシーを感じますね」(前出の井手隊長) 『担々つけめん』(890円・小盛)や『生七味つけめん』(890円・小盛)といった独自性の高いメニューも充実しており、幅広い客層に支持されている。首都圏を中心に多店舗展開しており、日常的に通いやすい立地もポイントだ。
■独創的なメニューと幅広い味わいが魅力の実力派
(4)玉(ぎょく) 『玉』は神奈川県川崎市を発祥とし、関東を中心に展開する。看板の濃厚豚骨魚介スープはもちろん、『辛いつけ麺』(1050円)や『インドのつけ麺』(1050円)といったスパイスを効かせたメニューも人気を呼んでいる。並盛り(麺200グラム)と中盛り(麺300グラム)が同一料金なのもうれしい。 「当初は川崎に一店しかなかったのですが、あっという間に全国へ広がりましたね。ここも濃厚な豚骨魚介系なのですが、店ごとにいろいろと独自性があって、打ち立ての自家製麺を提供する店があったりします。また、鰹節削り機があって、その場で削りたてのものが出てくる。チェーン店とは思えない贅沢感があります」(前出の井手隊長氏) 沖縄にも進出している『玉』。エンターテインメント性が評価を受けるこの店は、今後も全国へと広がっていくか。