ブライトン1番手FWはウェルベックに? 33歳迎えたベテランFWの猛アピール「監督にとっては難しい判断になるだろう」
自身より若い新監督に猛アピール
24日に行われたプレミアリーグ第2節ではマンチェスター・ユナイテッドを撃破し、開幕2連勝を決めたブライトン。中でも見事な滑り出しを見せたのが、開幕戦のエヴァートン戦に続いて2試合連続ゴールを決めたFWダニー・ウェルベックだ。 33歳を迎えているウェルベックにとって、マンU戦でのゴールがクラブキャリアでの通算100ゴール目だった。ブライトンでは28ゴール、マンU時代に29ゴール、アーセナルで32ゴール、サンダーランドで6ゴール、ワトフォードで3ゴール、プレストンで2ゴールの内訳で、怪我との戦いがありながらもコツコツと得点を重ねてきた。 今夏のブライトンはリーズ・ユナイテッドからFWジョルジニオ・ルターを獲得しており、センターフォワードの層は厚くなっている。しかしウェルベックも簡単にポジションを明け渡すつもりはない。自身よりも年下の指揮官ファビアン・ヒュルツェラーを悩ませたいと意気込んでおり、ウェルベックは前線でのポジション争いを歓迎している。 「僕たちには豊富なタレントが揃っている。監督にとっては難しい判断になるだろうし、頭を悩ませるのは当然だね。ポジション争いがあると、誰もが毎日のトレーニングからインパクトを残したいと考えるものだ。監督にとっては頭痛の種となるだろうね。僕の場合は豊富な経験をチームに持ち込める。経験はかけがえのないものだよ」 「今はコンディションも良い。監督が新しいアイディアを植え付けてくれて、全員が上手く適応できている」(『EuroSport』より)。 ウェルベックは前線でボールを収めることもできる。プレミアリーグの環境を昔から知っているのも強みで、ブライトン1番手FWの座を確固たるものとすべく燃えている。
構成/ザ・ワールド編集部