東海大甲府5年ぶりの大舞台へ 「先輩の分もプレー」 第93回選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインで開かれ、東海大甲府(山梨)の5年ぶり6回目の出場が決まった。 【センバツ出場校決定】運命決めた選考の様子 東海大甲府は今回を含め、甲子園に春夏合わせて19回出場の強豪だが、2016年のセンバツ以来、大舞台から遠ざかっていた。それだけに喜びもひとしおで、主将の三浦は「先輩たちの分まで全力でプレーしたい」と意気込みを見せた。 昨秋はエース左腕・若山が緩急を利かせた投球で相手打線を翻弄(ほんろう)。打線は公式戦8試合で2桁安打をマークした木下、久井、猪ノ口の中軸がここ一番での勝負強さを発揮し、関東大会で4強入りした。 村中監督は「ここはスタートライン。全国制覇を目指し、一戦必勝で戦いたい」と話した。【金子昇太】