町制施行70周年記念でブルーインパルス/和歌山県美浜町
町制施行70周年を迎えた和歌山県中部の美浜町で、12月1日、記念イベント「WE LOVE MIHAMA シーサイドフェス」が開催され、町の内外から6万人が訪れました。 あいさつに立った藪内美和子町長は「きょうは、一日、上を向いて楽しく過ごしていただきたい」と来場者に呼びかけました。 フェスでは、陸上自衛隊・第三音楽隊の演奏や、航空自衛隊ブルーインパルスのパイロットによるサイン会などが行われ、観客が行列を作っていました。 そして、午後1時40分からはブルーインパルスによる展示飛行が行われ、青空を背景に、煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)上空を並んで飛行する姿に、観客らから、歓声や拍手がわきあがりました。 ブルーインパルスの飛行を観覧した大阪の40代の女性は「近くで見れて嬉しい、感動しました。初めて来ましたが、広くてきれいな浜辺でした」と話し、御坊市内の女子中学生は「日頃のすごい訓練の話も聞けて感動しました。職場体験で、自衛隊に行った男子もいて、自衛隊はカッコいいと思いました」と話していました。 そして夜には16年ぶりとなる花火が打ち上げられ、記念イベントを締めくくりました。 美浜町は1954年、旧松原・和田・三尾の3村が合併して発足し、2024年10月1日に町制施行70年を迎えました。