ドイツ、4の背番号デザイン変更 サッカー、ナチス想起懸念
ドイツ・サッカー連盟は1日、同国代表のユニホームの背番号で4のデザインを変更すると発表した。44とすると、ナチス親衛隊(SS)のシンボルを想起させる懸念があったため。ロイター通信によると、スポンサー契約を結ぶアディダスは44番を特注できないようにするという。 このデザインは3月のフランスとの親善試合で初めて使われた。番号は欧州サッカー連盟(UEFA)の検証を受けており、開発段階でナチスのシンボルとの類似性は指摘されなかったという。ドイツ連盟は「議論の対象になることは望んでいない。意見を非常に深刻に受け止め、4番の代替のデザインを開発する」と声明を出した。(共同)