中日・福田幸之介、チェンジアップ強化に意欲 理想は憧れの菊池雄星「ものにしていきたいです」
秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に参加中の中日・福田幸之介投手(19)が、直球とスライダーに加え、チェンジアップ強化に意欲を示した。理想の軌道には学生時代から憧れている菊池雄星(アストロズ)を挙げた。 先発予定だった14日の巨人戦(サンマリン)が雨天中止となり、15日のロッテ戦(同)で中継ぎ待機する予定となった。開幕投手を務めた7日のサムスン戦(アイビー)では7イニング無失点と好投し、「スライダーが完全に決まっていて、空振りもファウルも取れました」と振り返った左腕。さらに磨きをかけたい球種を問われると、チェンジアップを挙げた。 日ごろのバス移動でも菊池やダルビッシュ(パドレス)らの動画を確認するほどの熱烈ウオッチャー。学生時代から「真っすぐが強くて、次元が違います」と菊池の投球スタイルを目標としており、チェンジアップも同様。「理想は右打者の外角に逃げていく軌道。目線もずれるし、ランナーがいる時にはゴロでゲッツーも取れますし、ものにしていきたいです」と意気込む。
中日スポーツ