【マーメイドS】”年齢”や”前走レース”に好データ発見 減点少ないコスタボニータが有力
相性のいい前走レースあり
2024年6月16日に京都競馬場で行われる第29回マーメイドS。梅雨の時期に行われる牝馬限定戦ということで、荒れる印象が強いレースだ(毎年書いているような……)。近10年の平均配当もなかなか派手な結果が出ており、馬単、3連複、そして3連単の3種で万馬券。 【マーメイドステークス2024 推奨馬】騎手は京都芝2000mで驚異の複勝率90.9%! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) 特に、3連単は10回中、8回で10万円を超える配当が飛び出している。穴党ご用達といえるこのレースには、果たしてどのような傾向があるのか。今回も過去10年の成績を基にして検証していきたい。 ☆所属 この10年、すべて栗東所属馬が勝っている。それどころか、過去28回すべて栗東所属馬が勝利。美浦所属馬は過去28回で2着が7頭いるだけ。圧倒的に栗東所属馬が有利といえる。ただ、美浦所属馬の2着7回中、4回がここ10年で記録されたもの。多少は盛り返している、と言えなくもない。 ☆年齢 4歳馬が4勝、2着4回、5歳馬が5勝、2着5回で中心。あとは6歳馬が1勝、2着1回。7歳馬(今年は登録なし)で馬券に絡んだのは1頭だけだ。3歳馬に関しては、ここ10年で1頭しか出走しておらず今年も登録なし。なお、4歳と5歳では、勝率、連対率、複勝率で大きな差はなかった。 ☆前走クラス 勝ち馬が最も多く出ているのは3勝クラスで7頭。前走で条件戦を走っている馬が最も結果を出している重賞はかなりレアだ。前走重賞組はトータルで【1-4-6-42】で、勝率が2%を切っている。特に、前走GⅠ組から連対馬は1頭も出ていない。 ☆主な前走 条件戦が強いので目立ったステップレースはないと思っていたが、前走パールSが【5-1-1-16】と圧倒的な強さを見せていた。連対した6頭は、いずれも4着以内だった。どうやら、これがマーメイドSでの好走条件となりそう。ちなみにパールSは2021~2023年まで施行されていない。それでいて、この数字。そして2024年、4年ぶりにパールSが行われた。ここで4着以内に入った馬が出走してくれば、パチンコでいえば金文字級の激熱となる。 ☆前走着順 前走4着以内から8頭の勝ち馬が出ていて、残る2頭は前走12着以下。前述のパールS組は掲示板に載った馬が好走しているので、前走大敗組はパールS組以外が狙い目だ。また、前走5~11着馬から勝ち馬は出ていない。 ☆前走着差 着順はともかく、勝ち馬から離されすぎるとやはりよくない。勝ち馬から1.7秒以上離された馬は、すべて馬券対象外となっている。 ☆その他 芦毛の好走率が高く、出走した10頭中、半分が連対している。また、中2週以内で挑んできた馬から勝ち馬は出ていなかった。