個人店の廃業が相次ぐ“6000億円”ラーメン市場の中で急成長する「人気ラーメンチェーン」2社の勢い
やり方次第では成長の余地アリ!
日本の国民食と言えば、おにぎり、味噌汁、うどん、納豆、寿司などが挙げられる。その中でも、多くの人が最も関心を持つ国民食はラーメンだろう。それだけに単なる同業他店だけの競争だけでなく、異業態・異業種(食品スーパー・コンビニなど)との戦いも激化している。 昨今ではファミリーレストランやコンビニにも有名シェフを冠したカップ麺の品揃えが充実されているように、ラーメン需要にはさまざまな業種業態が入り乱れて、競争が熾烈になっている。物価高などが原因で廃業や倒産のイメージが浸透しているラーメン業界だが、やり方次第でまだまだ成長できるという、高い成長志向を有するチェーンが、さまざまな手法を用いて自社シェア拡大に奔走している。 今回紹介した2社が成長余地があるラーメン市場を絶好の機会に捉え、それぞれの強みを投入して、いかに事業拡大に繋げていくか期待したい。お客さんにとっては、この競争から受けられる利益を楽しみにしたいものだろう。 <TEXT/中村清志> 【中村清志】 飲食店支援専門の中小企業診断士・行政書士。自らも調理師免許を有し、過去には飲食店を経営。現在は中村コンサルタント事務所代表として後継者問題など、事業承継対策にも力を入れている。X(旧ツイッター):@kaisyasindan
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