天王寺動物園・行方不明のアシカ赤ちゃん生きて見つかる 園内の下水施設で
大阪市天王寺区の天王寺動物園で飼育していたメスのカリフォルニアアシカ、キュッキュ(0歳3か月)が9月27日から行方不明となっていた件で、同動物園は1日午前、キュッキュを生存した状態で発見し保護したと発表した。
動物園内アシカ池周辺の下水施設で発見
同園によると、1日も午前7時50分から捜索を開始。同10時12分、動物園内アシカ池周辺の下水施設で、生存した状態のキュッキュを発見し保護したという。キュッキュの健康状態については、分かり次第発表するとしている。
同園の発表によると、9月26日のアシカおやつタイムでは、飼育員がキュッキュがいることを確認。同日午後4時15分に水の入れ替えのため排水バルブを開錠して排水を開始。約1時間半後にバルブを閉め水の補充を開始したが、排水溝カバーが外れていることに気づき付けなおした。その際の頭数は未確認だったという。 27日午前11時ごろ、キュッキュの姿が見当たらないことに気づき園内の捜索を始め、捜索のために池の水を抜いたところ、排水溝カバーが再度外れていることに気づき、園外下水施設の捜索を始めたが見つからなかった。その後も連日にわたり、捜索を続けていた。