ダチョウ倶楽部「伝統芸」で那須川天心タジタジ 肥後克広「逸材みつけた」
お笑いのダチョウ倶楽部が、イベント共演したプロボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者那須川天心(26=帝拳)を“伝統芸”で翻弄(ほんろう)した。6日、都内で行われた自身のスポンサー企業アンファー社の展開する男性スカルプシャンプーブランド「スカルプD」による「いい頭皮の日」制定記念発表会に出席。アンバサダーの那須川とともに登場した。 スカルプD商品シャンプーによる頭皮マッサージを受ける人を決める際、那須川から「僕が髪の毛が濡れてしまうので、あんまりやりたくない」とやんわり拒否サインが出ると、リーダー肥後克広(61)が真っ先に「オレがやるわ」と手を挙げると、負けじと寺門ジモン(61)も「今日はオレがやるわ」と追随。2人でオレがやりたいんだよ!」と言い合っていると、場を察した那須川から仕方なく「じゃあ僕やりますよ」と手を挙げるというダチョウ倶楽部の“伝統芸”にはまり、マッサージを受けるはめになった。 泡立てたシャンプーを両手につけた肥後が那須川の頭部だけでなく、顔にまで泡まみれにしてしまい、体を張ったダチョウ倶楽部の“伝統芸”に巻き込んだ。那須川の「うわー!!」の悲鳴も気にせず、肥後は那須川のあごにまで泡をつけて「メリークリスマス!」と笑顔。寺門から「お前、やりすぎだよ!」とつっこまれた肥後は「忘れていた。そうか天心だった。竜ちゃん(故上島竜兵さん)かと思ったよ。ごめんね」と会場内を笑わせた。 絶妙のタイミングでダチョウ倶楽部の“伝統芸”を合わせた那須川に対し、寺門は「逸材をみつけたよな」と言えば、肥後は「天心さんとは良く会うのですけど、天心さんがいろいろされて変えるという、そのパターンに陥りました。天心さんは間がいい」と絶賛。さらに寺門は「テレビを観て間が分かっている。感覚がバラエティー反射神経があるんですよ」と付け加えた。 一方、ダチョウ倶楽部の「泡まみれの刑」を受けた那須川はタジタジになりながらも「試合よりダメージがありました。トラウマなりそうですが、全然大丈夫です。(伝統芸は)本当に光栄ですよね、(シャンプーを受ける役目が)僕になった瞬間、覚悟していました。罰ゲーム? ご褒美ですよ。引退してから芸人転向? どうなんですかね。重要があれば。現役終わってからではなく(ボクサーと)並行してやりたい」と前向きだった。