柏崎港から初輸出、スギの原木を中国へ:スタートアップ企業も参入【新潟・南魚沼市】
県内で伐採されたスギの原木が、柏崎港から中国に向けて輸出されました。今回初めて、南魚沼市のスタートアップ企業が参入しました。 【動画】柏崎港から初輸出、スギの原木を中国へ:スタートアップ企業も参入【新潟・南魚沼市】 次々と船に積み込まれるスギの原木、上越と中越地域で伐採されたものです。これまでは新潟東港から輸出されていましたが、柏崎港が初めて使用され約1万本が上海市近郊の太倉港に輸出されます。 原木の業者の1人、桜井隆志さん。森林整備に取り組むスタートアップ企業を2023年に南魚沼市で立ち上げ、CO2などの排出削減枠をカーボンクレジットとして販売しています。国内で原木の取引価格が下がっていることから、今回初めて輸出に参入。原木は、南魚沼市内の放棄された森林の所有者からの依頼で伐採したものです。 ■Forest Folks 桜井隆志社長 「(森林を)若返らせてあげないとCO2の吸収能力などが低下する問題があるので、(木を)どんどん使って若返らせて森林の経営を回していく必要があるので主伐をして植え直した。」 船は、25日午前11時に出港したということです。