機械式ムーブもジャパン・クオリティ！

せっかくなので、フェイスに合わせた「AT-38」もご紹介を。こちらにも、ジャパン・クオリティが凝縮されているんです。 こちらはプレミアムオートマティックシリーズのフラッグシップに位置づけられるモデル。ケース径は小ぶりな38㎜、厚さも10㎜とスリムで、ドレスウォッチとしての風格を有しています。針もインデックスもシュッとしていて、山型にすることで控えめながらも確かな輝きを放つところも、実に端正。ブランドのアイコンをモチーフにした秒針の後端やブルーカラーも印象的ですね。 裏ぶたはシースルー仕様。搭載したのはCITIZEN MIYOTA社が約30年ぶりに復刻させたという「Cal.9015」日本製ハイビートムーブメント。わずか3.9㎜という薄さながら、毎時28,800振動によって高い精度を実現しています。 キチッとエッジがたったケースフォルムも優美のひとこと。質感を高めるために施されたザラツ研磨は、ベテラン技師だからこそ実現できたものだとか。 とにかく完成度の高いフェイスで、機械式時計をはじめて購入するというビギナーはもちろん、時計コレクターも力強く支持できる出来だと思います。

【総評】ものすごい“贅沢品”を入手できて心が満たされる！

このストラップはたった￥24,750（税込）というから驚くしかない

とにかく出来がよくて、コスパも最高です。 余談ですが、世界中のあらゆるモノを知るユニクロの柳井社長も、腕時計はKnotを選んでいるのだとか。そんなエピソードからも、Knotの優秀性が伝わってきますね。 パティーヌの革靴はなかなかチャンスがなくて入手できていないのですけど、もうこの「クロコダイルレザーパティーナ仕上げ」があれば心が満たされてしまいそう。ものすごい贅沢品なのに、手が届く価格で用意してもらえるなんて、うれしい限りです！

構成／横山博之　撮影／村本祥一（BYTHEWAY）　スタイリング／小林知典