【東スポ杯2歳S】腕利きが担当するレッドキングリー 露見する危うさと陣営の期待度
[GⅡ東京スポーツ杯2歳ステークス=2024年11月16日(土曜)2歳、東京競馬場・芝1800メートル] 東スポ杯2歳Sで人気を背負いそうなレッドキングリー(牡・木村)。陣営の期待度と課題点は? 取材の感触から探ってみた。 まず、チェックしておきたいのは担当者。東スポ競馬Webの新機能「記者メモ」には、「イクイノックスやレガレイラを手がけた楠友廣助手」とある。腕利きの起用から、期待度が高いのは明らかだ。 ただ、一方で先週のメモには「もともと左に張る面があるうえ、中間は気持ちも上がってきている」。今週も左に強くモタれる面に関しては「変わらないそう」とある。これを〝危うさ〟と取るか、「そんな状態で新馬戦が2着に4馬身差なんだから相当な大物」と受け止めるか…2歳重賞ならではの難しい選択を迫られそうだが、体調自体に問題はなく、むしろ新馬戦よりアップしているのは間違いなさそう。担当記者の今週のメモはこう締められている。 「中身は初戦に比べて随分と良くなった」と楠助手。課題は多いが、再度東京コースのうえ少頭数は魅力。能力を全開できれば重賞でもヒケは取らない。確かに紛れの少ないコースでの少頭数は、若さもカバーしてくれそうだ。
東スポ競馬編集部