48歳、毎日家事でくたくた。上手に手を抜く“夜の洗濯ルーティン”
ルーティンを決めると家事が効率よく回る…。暮らしのコツによく登場するキーワードですよね。たしかにそうかもしれませんが、中には「ルーティンに追われるようで苦しい」と感じる人も。「私は決めすぎず、TO DOを絞って気楽にやっています」と話すのは、整理収納アドバイザーのNoyoさんです。Noyoさんの夜家事について、詳しく教えていただきました。
「あれもこれも」と自分を追い込むとストレスがかかる
Noyoさんは整理収納アドバイザーとして活動中。中学生のお子さん2人を育てるシングルマザーでもあります。 「お客様の片づけサポートで終日外出していることも多いし、掃除代行サービスも請け負っています。フリーランスといえど、日中はほとんど家におらず、家事に充てる時間がありません」 夕方に帰宅すると、まずはお子さんが帰宅する前の夕食づくりに追われます。 「つくるのには時間がかかるのに、食べるのは一瞬ですよね(苦笑)。ほかにも掃除や洗濯、細かい家事がたくさんあるし、やるべきことを後ろ倒しにして将来の自分の首を絞めたくない…。今日のうちに全部やろうと思っても、どうしようもなく疲れている日だってあります」 Noyoさんは現在48歳。更年期にさしかかって、気分が落ち込んだり、イライラしてなにもしたくなくなる日が増えたと感じています。
気分よくいるために必要な家事を、2つだけに絞る
そこでNoyoさんは、すべての家事をその日中に終わらせようとがんばるのはやめることに。もちろんやれるときはやるけれど、体がしんどいなと感じるとき「これだけやっておけばOK」という家事を2つだけ決めました。 「まずは洗い物です。狭小マンションに3人暮らし。キッチンも狭いです。使ったお皿をそのままにしておくと、翌朝に料理するときは洗い物からスタートしなくてはなりません。テンションが下がって朝からなにもしたくなくなるので、シンクと洗いカゴは空っぽにしておくようにしています」 コンロまわりも油が跳ねたところをサッとふくだけ。隅々まで丁寧にふき上げることまではしません。