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近年の物価高の影響で、家計が厳しいと感じている人も多いでしょう。そんな中で、経済的にゆとりがありそうな富裕層の暮らしに憧れを抱く人もいるかもしれません。 ◆【図表で見る】富裕層は日本に何パーセント？富裕層ピラミッドを見る では、純金融資産1億円以上を持つ富裕層は、日本にどれくらいいるのでしょうか。 今回は、日本における富裕層の割合や保有する資産の規模について解説します。また、富裕層のクレジットカードの利用データをもとに、どのような消費行動をしているのか、さらに資産をどのように管理しているのかも見ていきます。 富裕層の考え方や行動を知ることで、資産形成のヒントを得られるかもしれません。ぜひ最後までお読みください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

意外と多い？日本の富裕層は全体の約2%

出所:株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所（NRI）」 日本には、はたしてどのくらい富裕層がいるのでしょうか。 野村総合研究所のデータによると、純金融資産が1億円以上5億円未満の「富裕層」と、5億円以上の「超富裕層」を合わせると、148万5000世帯にのぼることが判明しています。 割合にすると日本全体の約2％です。「富裕層って意外といるんだな」と感じた方も多いのではないでしょうか。 ●【日本の富裕層】保有資産額ごとの世帯数一覧 　・超富裕層（5億円以上）:9万世帯/105兆円 　・富裕層（1億円以上5億円未満）:139万5000世帯/259兆円 　・準富裕層（5000万円以上1億円未満）:325万4000世帯/258兆円 　・アッパーマス層（3000万円以上5000万円未満）:726万3000世帯/332兆円 　・マス層（3000万円未満）:4213万2000世帯/678兆円 日本の富裕層は増加し続けており、将来的には、今よりもっと富裕層へ資産が偏るのではないかと予測されています。