<斉藤壮馬×山根綺>「るろ剣」第2期「京都動乱」対談(2) 剣心組の団結力 壁を乗り越えた末の“再会”を目指して
インタビュー(1)の続き 和月伸宏さんの人気マンガが原作の新作テレビアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の第2期「京都動乱」が、10月からフジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”ほかで放送されている。舞台を東京から京都へ移し、緋村剣心の新たな出会い、志々雄一派との熾烈な戦いが描かれる「京都編」は原作でも屈指の人気エピソード。第1期に続き、緋村剣心を演じる斉藤壮馬さん、第2期の新キャラクターで、剣心と京都への旅を共にする巻町操役の山根綺さんに、収録の裏側、演技のこだわりを聞いた。 【写真特集】「るろ剣」京都編がアニメに! 剣心と操 新月村の悲劇 ビジュアルを一挙に
◇操役に眠れないほどのプレッシャー 剣心組に感謝
--第1期と第2期で、剣心を演じる上で変化はありましたか。
斉藤さん 関わる相手が変われば剣心が見せる表情も変わってくると思うんですけど、やはり新しいキャラクターと会話をすれば、剣心の新しい一面が見えてくるので、そこが演者としては非常に楽しいですね。剣心は、二面性というよりは多面性がある人だと思うのですが、それを引き出してくれるのが、剣心と相対する誰か。シリアスな場面でも、コメディーシーンでも、日常会話でも、対話がすごく大事だなというのは念頭に置いております。
--第2期のアフレコ現場の雰囲気は?
斉藤さん 第1期の時は、剣心組の仲が良くて、非常に和気あいあいとした現場でした。第2期は、しばらく剣心組はバラバラで行動することになってしまうので収録もそこまで一緒にはならなかったのですが、新キャストの山根さんや斎藤一役の日野聡さんと一緒に収録する機会が増えて。メンバーが変わると、掛け合いの雰囲気やリズムはどうしても変わってくるんですけど、全体的な雰囲気としては、「あ、やっぱり剣心組だな」というか。すごく穏やかな現場だよね?
山根さん そうですね。いつも和やかな笑顔があふれている現場だなと思います。
--山根さんは、第2期からの剣心組への参加ということで、緊張もあったのでは?