ヴィン・ディーゼル、ゴールデングローブ賞でドウェイン・ジョンソンに挨拶し会場が微妙な空気に包まれる
ヴィン・ディーゼル、ゴールデングローブ賞でドウェイン・ジョンソンに挨拶し会場が微妙な空気に包まれる
「ワイルド・スピード」シリーズの主演で知られるヴィン・ディーゼルが、昨日開催された第82回ゴールデングローブ賞の授与式に登場した際、壇上からドウェイン・ジョンソンの名前を呼んだことが話題となっている。 「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」画像・動画ギャラリー ComicBookは、ジョンソンをネタにしたディーゼルの言動をファンが面白がっている様子を伝えている。ディーゼルのコメントは、「ワイルド・スピード」シリーズ第5作から第7作の撮影中に起こった、2人の有名な確執を踏まえてのものだと思われる。 しかし、ディーゼルのコメントは特に悪意のあるものではない。興行成績賞の授与に先立ち、ディーゼルは出席者の群衆の中にジョンソンを見つけ、マイクに向かってさりげなく「よう、ドウェイン」と言ったのだ。群衆からはささやかな笑いが起こり、カメラは苦笑いを浮かべるジョンソンの表情を捉えた。 ドミニク・トレット役のディーゼルとルーク・ホブス役のジョンソンは、『ワイルド・スピード MEGA MAX』と『ワイルド・スピード EURO MISSION』、『ワイルド・スピード SKY MISSION』で共演したが、ジョンソンがディーゼルを「腰抜け」などと呼び、2人の確執が明るみとなった。 対するディーゼルはMen's Healthのインタビューで、ジョンソンの演技を引き出すために「愛のムチ」を与えたなどと発言していた。 シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』では、2026年に米国公開予定の続編に、ジョンソン演じるホブスが復帰することがほのめかされている。ジョンソンは2023年、「ヴィンと俺は過去のことをすべて水に流した」とXで述べ、「俺たちは兄弟愛と決意をもってリードしていき、愛するフランチャイズとキャラクター、そして何よりファンをずっと大切にしていく」としていた。 ゴールデングローブ賞でのディーゼルのコメントは、2人の間におけるちょっとした冗談だったのかもしれない。しかし、いずれにせよ「ワイルド・スピード」シリーズのファンは2人のやり取りを楽しんだようだ。Xユーザーの@xtofer_robnは、「ヴィン・ディーゼルの“よう、ドウェイン”は超意味深だった。こういう嫌味って大好きなんだ」とコメントしている。 「ドウェイン・ジョンソンはあと少しでステージに上がって生放送中にヴィン・ディーゼルを殺すところだった」とRedditユーザーのersteligaは投稿。「彼がダッジ・チャージャーでステージに突っ込まなかったのが驚きだ」と述べた。 「ワイルド・スピード」シリーズ全体の評価としては、ジョンソンが大きな役割を担っていた頃が全盛期だったといえるかもしれない。IGN USのレビューでは『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』に10点中5点をつけており、「シリーズのフィナーレにつながる作品としておもしろみに欠ける映画だ。しかしほとんど唯一の救いとして、ヴィランを演じるジェイソン・モモアの素晴らしい仕事ぶりを見ることができる」と評していた。 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト U-NEXTの無料トライアルで観る ↗ U-NEXTの無料トライアルについて解説
Ryan Dinsdale