キャサリン妃にさらなる“陰謀論”が浮上...英国を離れて「アメリカで治療を受けている」との噂がSNSで拡散される
がんと診断され、治療を受けているキャサリン皇太子妃について、数週間前からインターネット上で、「テキサス州のヒューストンにあるテキサス大学MDアンダーソンがんセンター(MD Anderson Cancer Center)で治療を受けている」との噂が広まっているという。 【写真&動画】激やせした姿に心配の声...。パパラッチがとらえた闘病中のキャサリン妃の最新の姿 あるTikTokユーザーが、「(掲示板型SNSの)レディット(Reddit)に、皇太子妃がセントレジス・ヒューストンに滞在し、MDアンダーソンがんセンターで治療を受けていると聞いた、との書き込みがある」と投稿したことで、その陰謀論はさらに広まることになったとみられている。 ただ、地元紙『ヒューストン・クロニクル』は、ケンジントン宮殿の関係者に確認したところ、この噂は「誤情報」であることがわかったと伝えている。さらに、MDアンダーソンがんセンターは取材に対し、「患者のプライバシー保護に関する法律があるため、コメントはできない」と回答したという。 皇太子妃は2024年3月に公開したビデオメッセージで、自身の健康状態について、次のように明かしている。 「1月にロンドンで、腹部の手術を受けました。そのときには、がんではないと考えられていました」「手術は成功しました。ですが、手術後に受けた検査で、がんがみつかりました。そのため医療チームから、予防的な化学療法を受けることをすすめられました。現在は、その治療の初期段階にあります」 「もちろんこのことは、大きなショックでした。ウィリアムと私は、幼い子どもたちのため、この問題をプライベートに処理し、対応するため、できる限りのことをしています」 この後、キャサリン皇太子妃の健康状態については何も正式に発表されていない。5月には側近のひとりが、「医師の許可が出れば、公務に復帰する」と発言したものの、何をその「ゴーサイン」とするのかについても、復帰に向けた具体的なスケジュールについても、明確にされていない。
いっぽう、アイルランド近衛連隊(アイリッシュ・ガーズ)の名誉大佐である皇太子妃は、君主の公式誕生日を祝うトゥルーピング・ザ・カラーのパレードのリハーサルとして6月8日(現地時間)に行われた観閲式に出席できなかったことを、連隊に宛てた手紙で謝罪したという。 毎年恒例のトゥルーピング・ザ・カラーは、15日に行われる予定。通常はロイヤルファミリーがそろって出席するイベントだが、皇太子妃が姿を見せることになるかどうかについては、いまだ明らかにされていない。