J1浦和がヘグモ監督解任 約4年半で4度目の監督交代にクラブも声明「重く受け止めております」
サッカーJ1の浦和レッズは27日、今季から指揮をとるペア・マティアス・ヘグモ監督の契約解除と、新監督としてマチェイ・スコルジャ氏が就任すると発表しました。 【画像】今季限りの引退を発表した興梠慎三選手 浦和は今季、ここまでリーグ戦26試合を終え、9勝8分9敗。7月以降は勝利がなく、リーグ13位。カップ戦では早々に敗れタイトルを逃しています。 新監督を務めるマチェイ・スコルジャ氏は、昨季浦和で指揮をとり、リーグ戦は4位、アジア・チャンピオンズリーグはクラブ3度目の優勝に導いています。 浦和は監督交代に伴い、公式声明を発表。スポーツダイレクター堀之内聖さんより「約4年半の間に4度目の監督交代を行うという事実を、重く受け止めております」とした上で、今回の決断をした理由を、「始動時に描いた成長曲線に対し、現時点でのチームの完成度は後れを取っている」と説明しました。 また「思うようにことが進まなかったときにリセットするのではなく、戻るべきところへ戻り、そこから再び積み上げを図るという継続を、強い覚悟をもって実践していきます」とし、新監督のもと再建を図ります。 なお、新監督のスコルジャ氏の諸手続きが完了までは、池田伸康コーチが暫定監督に就任するとしています。