【札幌】勝てば最下位脱出 15日に19位京都戦「何としても勝利が欲しい」ペトロビッチ監督
北海道コンサドーレ札幌は15日、アウェー京都戦(サンガS)に臨む。14日は札幌・宮の沢で前日練習を行った。チームは3連敗中でJ1最下位。相手は勝ち点11で並びひとつ上の19位。残留争いのライバルとの直接対決となる。ペトロビッチ監督(66)は「京都も我々も、何としても勝利が欲しいゲーム。互いの思いがぶつかり合う試合になると思う」と見据える。 約2週間のリーグ戦中断期間で、ルヴァン杯はJ3富山に1勝1分けで準々決勝進出を決め、天皇杯はJFL栃木シティに3-1で勝利し、3回戦進出を決めた。下位カテゴリー相手とはいえカップ戦3試合で結果を残し、チームの雰囲気は良い。ただ、この期間に主力にケガ人が出たことで、選手起用を悩ませる。 前日練習後、京都戦メンバーは敵地へ移動した。ベンチ入り可能な人数より1人多い19人がバスに乗り込んでいた。不測の事態に備えて万全を期すためとみられる。指揮官は「私から『この試合は生きるか死ぬかの戦いだ』というコメントが欲しいのかもしれないが、みなさんが欲しい答えではない」と、特別な一戦と位置付けることを否定したが、勝てば最下位脱出。チームの気合は十分だ。