西宮神社で「えべっさん古本まつり」 22日(金)から 本、DVD、絵はがきなど30万点以上販売
西宮神社(兵庫県西宮市)境内に兵庫、大阪、京都の17古書店が出店、本やDVD、CD、絵はがき、資料など約30万点を販売するイベント「えべっさん古本まつり」が22日(金)から27日(水)まで開かれる。 【写真】兵庫・大阪・京都から参加する17古書店 「兵庫古書組合」(神戸市中央区)の若手メンバーを中心とした「兵庫古書研究会」が主催。2021年まで「神戸サンボーホール」(同区)で行われていた恒例の「ひょうご大古本市」の会場を西宮神社に移して昨年11月に初開催、5日間で約5000人を集めた。同まつり広報担当者は「将来的には、京都・下鴨神社で開かれる『下鴨納涼古本まつり』や大阪・四天王寺の『四天王寺大古本祭り』と肩を並べるような、広く知られる古書イベントに育てていきたい」と意気込む。 開催期間中は、西宮神社境内の松林広場にテントを設営。名作絵本から昔懐かしい昭和の雑誌まで幅広い年代向けの古書に加え、めずらしい絵はがきや資料、DVDやCDなどがところ狭しと並ぶ。掘り出し物に出合うチャンスが増えるようにと、今年はテント外にも商品を置く方針だ。 企画・広報を担当するサンコウ書店(神戸市中央区)の西川和秀さんは「兵庫県下最大級の古書即売会です。兵庫だけでなく大阪、京都の古書店も参加し、初回よりもさらに質・量ともにパワーアップ、マニアだけでなくファミリー層も楽しめる品揃えです。静謐(せいひつ)な境内の趣ある松の木の広場で、掘り出し物を見つけてもらえたら」と話している。問い合わせは兵庫古書研究会、電話078-381-6633。
ラジオ関西