中村敬斗が2戦連発弾!!またも伊東純也がお膳立て!! スタッド・ランス、千金ドローで王者PSGの全勝進撃ストップ
[9.21 リーグアン第5節 S・ランス 1-1 パリSG] リーグアンは21日、第5節を各地で行い、MF伊東純也とMF中村敬斗所属のスタッド・ランスが昨季王者のパリSGと1-1で引き分けた。中村は前半9分、伊東のクロスから2試合連発となる先制ゴールを記録。終盤に同点ゴールを決められ、白星こそを逃したが、日本人ホットラインの活躍で今季開幕4連勝中の王者から勝ち点1をもぎ取った。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 試合は前半9分、スタッド・ランスが先手を取った。右サイドでパスを受けた伊東が縦に仕掛け、ゴール前に低い弾道のクロスボールを送り込むと、左ウイングの中村がニアサイドに走って反応。DFマルキーニョスの前に入って右足ダイレクトで合わせたボールは一度相手に当たったが、すぐさまこぼれ球に反応し、2度目のシュートでニアポスト脇を射抜いた。 中村は途中出場だった前節ナント戦(◯1-0)に続いて2試合連続。前節も伊東のアシストから決勝ゴールを決めており、またも日本代表ホットラインで結果を出した。 その後もパリSGがボールを握るが、伊東が圧巻の突破力で局面を打開。前半32分にはMFビティーニャとDFルーカス・ベラルドの2枚を剥がし、深く抉ってクロスボールを配球。同37分にも伊東はFWブラッドリー・バルコラとビティーニャに追いすがられながらDFウィリアム・パチョも抜き去り、ファウルとイエローカードを誘発した。 後半も伊東がスタッド・ランスの攻撃の中心を担い、同13分には斜めのパスからビッグチャンスを創出。ペナルティエリア右で受けたDFオーレリオ・ブタが力強く右足を振り抜いたが、これは相手にブロックされた。 ところが後半23分、パリSGが同点に追いついた。左サイドを攻め上がったMFジョアン・ネベスがゴール前にクロスボールを送ると、バルコラがかかとのあたりでフリックし、途中出場のFWウスマン・デンベレがファーサイドで反応。右足ダイレクトで折り返し、GKイェバン・ディウフに当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。 追いつかれたスタッド・ランスは後半33分、中村に代わってMFレダ・カドラを投入。そのカドラが同43分に負傷交代するなど、アクシデントにも見舞われたスタッド・ランスだったが、最後まで追加失点を許さず、ホームで勝ち点1をもぎ取った。