【MLB】 パドレスが2連勝でワイルドカードシリーズ突破 ドジャースが待つ地区シリーズへ進出
ワイルドカードシリーズ第2戦【ブレーブス4-5パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間10月3日、パドレスが1勝0敗と王手をかけて迎えたワイルドカードシリーズ第2戦は、パドレスが5対4で勝利。パドレスは2回にブレーブス先発のマックス・フリードから5点を奪って主導権を握ると、その後のブレーブスの反撃をしのいで5対4で逃げ切った。パドレスは2連勝スイープでワイルドカードシリーズを突破し、ドジャースが待つ地区シリーズへとコマを進める。 【動画】パドレス・マチャドの勝ち越し打でペトコ・パークは大熱狂 第2戦はパドレスがジョー・マスグローブ、ブレーブスがマックス・フリードという好マッチアップでスタート。初回、ブレーブスは1番マイケル・ハリス2世の二塁打を足がかりに、犠牲フライで1点を先制する。しかし、2回、パドレスは9番カイル・ヒガシオカが連日の本塁打を放ち、試合を1対1の同点に。パドレスはその後もチャンスを拡大させ、二死満塁から4番マニー・マチャドが勝ち越しの2点タイムリー二塁打、続く5番ジャクソン・メリルが2点タイムリー三塁打を放ち、この回5得点を挙げた。 パドレスの先発マスグローブは好投を続けていたが、4回二死の状況で負傷交代。球団はマスグローブは右肘の張りで交代したと発表した。急遽マウンドに上がった2番手ブライアン・ホーイングはホルヘ・ソレアにソロ本塁打を浴びたものの、4アウトを奪って降板。その後パドレスはジェレマイア・エストラーダ、タナー・スコットとつなぎ、ピンチを招きながらも決定打を許さない。しかし、8回に登板したジェイソン・アダムはハリス2世に2ラン本塁打を浴び、5対4と1点差に詰め寄られてしまう。 1点差で9回を迎えたが、守護神ロベルト・スアレスがピシャリと抑え、パドレスは5対4で勝利。パドレスの松井裕樹、ダルビッシュ有ともにワイルドカードシリーズで登板機会はなかった。ただ、ダルビッシュはプレーオフの先発ローテの一員であり、早ければ地区シリーズの第2戦に先発するかもしれない。今シリーズで第3戦に予定されていたディラン・シースが地区シリーズ第1戦に先発可能なためだ。地区シリーズで対戦するドジャースは、第2戦に山本由伸を先発させることを発表しており、ここで日本人対決が実現するかもしれない。ドジャースとパドレスの地区シリーズは日本時間6日から始まる。