写真：INTERNET Watch

　株式会社アイ・オー・データ機器は9月25日、同社の法人向けNAS「LAN DISK」シリーズの対象に、クラウドバックアップサービス「NarSuS（ナーサス）クラウドバックアップ」の提供を開始した。 　遠隔地にあるクラウドサーバー上にデータを保存でき、企業の拠点全体に影響が及ぶような自然災害などの発生時にも、データの復旧が容易になる。同サービスは国内法に準拠した国産クラウドによる遠隔バックアップを実現でき、複数拠点を持たない企業のBCP（事業継続計画）の課題を解決できるとしている。 　また、NASのメーカー自身が提供することでオンプレミスからクラウドまでのデータの保存を一気通貫でサポートでき、費用対効果が高く、簡単な操作で設定も完結できるという。 　対象となるNASは以下のシリーズ。最新のファームウェアを提供した状態を前提とする。 ・HDL6-HAB ・HDL4-HAEXB ・HDL2-HAB ・HDL2-HAB/TM5 ・HDL4-HAB-UB ・HDL4-XAB ・HDL2-XAB ・HDL2-XAB/TM5 ・HDL4-XAB-UB 　ライセンスを購入する形式で、価格は容量と年数により決定される。1TB/1年で3万6300円、5TB/5年では81万9060円。