『十一人の賊軍』ビジュアル

11月1日(金) に公開される映画『十一人の賊軍』より、最新映像が公開された。 本作は、『日本侠客伝』シリーズ、『仁義なき戦い』シリーズなどを手掛けた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉ら『孤狼の血』チームが受け継ぎ制作した作品。山田孝之、仲野太賀がダブル主演を務める。 【動画】『十一人の賊軍』最新映像 映像は東映のロゴマークを一刀両断して始まる。「戊辰戦争」の戦火が越後の小藩・新発田に降り注ごうとしていた中、阿部サダヲ演じる新発田藩城代家老・溝口内匠（たくみ）は藩の存亡をかけた選択を迫られる。新政府軍につくか、旧幕府軍につくか。崖っぷちの状況の中、新発田を守るため、内匠は仲野太賀演じる鷲尾兵士郎に意味深な相談を持ち掛ける。 新発田藩、新政府軍、旧幕府軍の三者の思惑が交錯する中、場面は血しぶきが飛び散り轟音が鳴り響く砦の防衛戦へ。戦いに集められたのは、様々な罪を犯した死刑囚たち。無罪放免を条件に召集された彼らは“11人の決死隊”となり、圧倒的不利な状況の中で戦うことになる。無数に飛んでくる大砲、闇夜に立ち昇る火柱。混沌とした戦場を駆けまわる、山田孝之演じる政（まさ）ら賊たちと新政府軍のアクションシーンも映し出され、轟音、悲鳴、怒りの入り混じった迫力の映像となっている。 併せて公開されたのは、物語のカギを握る4名のキャストが鮮烈なインパクトを放つ新ビジュアル。賊軍として戦場を駆け回る政、鷲尾と、賊を巧みに利用し新発田藩の安寧を画策する城代家老・溝口内匠、「戊辰戦争」勝利のため邁進する新政府軍を率いる参謀・山縣狂介（玉木宏）らの戦いに挑む緊迫感が伝わるビジュアルに仕上がっている。 ＜作品情報＞ 『十一人の賊軍』 11月1日(金) 全国公開