ガス缶混入原因か、ごみ収集車後部から火 青森・弘前市
12日午前10時15分ごろ、青森県弘前市俵元1丁目のパチンコ店駐車場で弘前環境管理協同組合のごみ収集車の後部から火が出た。近くを通りかかった弘前消防本部の消防車両が消火活動に当たり、火は5分後に消し止められた。けが人はなかった。 同本部や市環境課によると、収集車は当時、不燃ごみの収集中で、ごみ袋の中に交じったガス缶が原因で出火したとみられる。 弘前地区消防事務組合管内で起きたごみ収集時の出火は本年度2件目(昨年度なし)。市は本年度から、ガス缶やライターなどを「危険ごみ」として月に1度、ほかのごみと分けて収集している。市環境課の担当者は「分別区分は危険性を加味した上で設定している。分からなければ市に問い合わせるなどして正しく排出してほしい」と話した。