「合格すること」こそが最大のモチベーション、資格芸人が伝授「失敗しない資格選び」3つの視点
僕は資格マスターというよりは、「合格マニア」と言えるかもしれません。受験をクリアして合格証がもらえるって、自己肯定感がすごく上がるんです。 合格を繰り返すごとに承認を得る体験が積み重なっていくと、自分の中で満たされた気持ちが大きくなってきます。これを続けていれば、自己イメージがどんどんポジティブになっていきます。まるで無敵になったみたいに。それを、身をもって実感しています。 ほとんどの人は大人になるにつれて、子どもの頃のように合格証をもらえる体験が少なくなっていきます。昔は自転車が乗れるようになれば、ほめられた。逆上がりができるようになれば「すごい!」って喜ばれた。忘れ物をしないだけで「偉いね」って言われた。
でも、大人になると「そんなのできて当たり前」って扱われるようになります。どちらかというと、失敗ばかり取り上げられます。 学歴やキャリアや今の肩書きが常について回って、周りからの評価が自己イメージになりやすいと思いませんか? 仕事で目標を達成できないとか、周りより自分が劣っているように感じるとかいう悩みを持っていればなおさらです。 僕がお笑いの世界で天才と呼ばれる人たちと対等に勝負しようとしていれば、今の自分はきっとありません。できないことよりできることをやって、ナンバーワンよりオンリーワンを目指してきたからこそ、こうして今、ここにいられると思っています。
資格は僕の人生を180度変えてくれました。この喜びをぜひ、皆さんにも味わっていただけるよう、資格取得に際して、僕の経験を通して得た3つの格言をお伝えします。 ■一見「ミスマッチ」に思える行政書士向けのセミナー 格言 その1 本業と無関係な資格を取ったほうが新しい世界が広がる 僕はナント、行政書士の方たちに向けたセミナーの講師をしています。お笑い芸人と行政書士。一見ミスマッチな組み合わせに思えますよね? この依頼がきたとき、自分自身が何より驚きました。