富山県警は12日、道交法違反（共同危険行為、無免許運転）の疑いで、富山、射水市の20代男3人と県東部の10代少年2人を富山地検に書類送致したと発表した。送検は11日付。 　書類送検容疑は10月中旬の夜、オートバイ5台に分乗し、射水市から富山市に向かう国道8号などで低速や蛇行、爆音などの集団暴走を行ったほか、途中に信号無視で交差点に進入、交通の危険を生じさせた疑い。1人は無免許の疑いもある。 　県警によると、今年春ごろから集団暴走行為に関する複数の110番通報が寄せられていた。 　●無免許で3人摘発 　この事件とは別に、県警は11日、県東部の10代少年3人を道交法違反（無免許運転、無免許運転同乗）の疑いで富山地検に書類送致した。書類送検容疑は9月中旬の夜、2人が富山市の道路でミニバイクを無免許運転し、残る1人がそのミニバイク後部に2人乗り同乗した疑い。 　2事件で県警はオートバイ10台とミニバイク2台を押収した。