【紅白どうなる?座談会・下】アニメ関連楽曲を担当したアーティストの出場傾向も
年末のNHK紅白歌合戦、日本レコード大賞などに向けて、音楽業界が盛り上がる季節がやってきた。デイリースポーツ芸能担当デスクと音楽担当記者が、今年の活躍が目立ち、紅白初出場に期待がかかるアーティストを座談会で紹介する。 【写真】1年8カ月ぶり復活唱の氷川きよし 美貌に磨き ◇ ◇ 記者B「ここ最近は、アニメ関連楽曲を担当したアーティストが出場することが多い。アニメで話題になった主題歌は『鬼滅の刃』のMY FIRST STORY×HYDE『夢幻』、『【推しの子】』の中島健人・キタニタツヤによるGEMN『ファタール』ですかね。サブスクで回っている楽曲としては、Da-iCE『I wonder』、Omoinotake『幾億光年』、友成空『鬼ノ宴』、tuki.『晩餐歌』、超ときめき♡宣伝部『最上級にかわいいの!』が挙げられますね」 デスク「例年朝ドラ主題歌を担当する歌手が出場することが多いけど、30日スタートの『おむすび』の主題歌をB’zが担当。テレビ露出は少ないバンドだが、今年は音楽番組での露出が多いから、可能性はあるだろうね。あとは40周年のTM NETWORKかな。実写版『シティーハンター』で主題歌を担当していた。今年は震災で始まった1年。1月の能登半島地震を受け、吉川晃司と布袋寅泰によるユニット・COMPLEXが13年ぶりに復活して、5月に東京ドームでチャリティーライブを行った。その2人が年末を彩る可能性もある」 記者A「パリ五輪でスポーツ選手の活躍も目立った。映像とともに大会を総括するコーナーはありそう。NHKのスポーツテーマは、YOASOBIが担当している。審査員は躍動した選手たちが参加しそうです」 記者B「今年はアニメ関連の方の逝去が目立ちました。鳥山明先生の『ドラゴンボール』の新作が10月期からフジテレビで放送されます。8月に氷川きよしが1年8カ月ぶりにステージ復帰したので、紅白へ舞い戻るかも。鳥山先生の追悼コーナーがあるならば『限界突破×サバイバー』を歌ってほしい」 デスク「話題は豊富。今後も取材をよろしく」