小池知事定例会見9月22日(全文1)早実の清宮くんプロ志望でエール
クラウドファンディングで創業希望者支援
それから次に今朝ほども講演会、講演スピーチのほうに言ってきたフィンテックでありますけれどもフィンテック関連で、最近はクラウドファンディングという手法が使われますが、これによって創業希望者を対象として新たな資金調達支援を開始すると。クラウドファンディングを使って新たなベンチャー支援ということで、確か東日本大震災のときも三陸の漁師さんたちを助けるというので、クラウドファンディングをやって、そして皆さんから大変資金が集まって、そしてまた仕事を再開したり、そして取れたての魚介類等々がファンディングをしてくれた人のところに届く等々、クラウドファンディングっていうのはいろんな分野で使われておりますけれども、これを手元資金や実績のない創業希望者に対して、資金を集める手法としてクラウドファンディングを使うというものであります。 まだ国内における認知度は残念ながら低いものがありますけれども、また市場規模もいまだ小さいままでありますけれども、クラウドファンディングを活用して創業希望者に対する支援を行っていくということでございます。開始日が来月の10月2日、月曜日から都として支援を行うということで、スタートをいたします。取扱事業者はこの6社になっていただきまして、共にこの事業の推進を図っていきたいと考えております。 で、都はじゃあ、何をするかでありますけれども、この事業では、クラウドファンディングっていうのは、クラウドファンディング事業者が手数料を取るんですね、一定の。で、それを都がサポートをするということになります。手数料の一部を都が補助するということで負担の軽減を図る。それから利用者の理解を深めるということで、クラウドファンディングの認知度の向上を図るために、例えば電話相談窓口を設置したり、それからクラウドファンディングとは、とか、こんなベンチャー企業があります、などなど、そういったPRをお手伝いするということになります。 都としまして、この事業を通じて創業、新しく業を創る、それから新製品の開発であるとか、それからソーシャルビジネスへの挑戦をして、支援をしてまいります。主婦の皆さんや学生さん、高齢者、もういろんな方が新たなベンチャーの一歩を踏み出すきっかけになればと思っておりますし、また逆に寄付をするという意味での一歩を踏み出す。両方で支え合って、そして仕事をつくっていく、ビジネスをつくっていくということは極めて健全ではないかと思います。資金を必要とする方やそれを応援したいと考える多くの皆さまにぜひ、これを利用していただきたいということを考えております。