広島・海田町の“遺体なき監禁致死”事件 主犯格の男に無期懲役を求刑
男女7人が逮捕された海田町の強盗致死事件で強盗致死などの罪に問われている男の裁判で検察は事件の主犯格の男に対し無期懲役を求刑しました。 被告の男(34)おととし6月、海田町の事務所で当時71歳だった男性を監禁し、 暴行を加え脅迫し金を奪ったうえで死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。 検察側は被告の男は報酬金欲しさに、男性に数十回にわたり一方的に暴行を加え死亡させ、 犯行を隠すために遺体を運びだして遺棄したと主張し、反省の態度もないことから無期懲役を求刑しました。 弁護側は強盗致死は認めず、監禁・脅迫・暴行の罪にとどまるとして、寛大な判決を望むと訴えました。 判決は10月10日に言い渡される予定です。