ゴールドウイン、北海道から沖縄まで「GREEN BATON」対象店を拡大 全45店舗でアパレルを買い取り新製品に再利用
ゴールドウインは、アパレルの廃棄を減らし、ファッションロス・ゼロを目指すためのリセール事業であるサステナブル・レーベル「GREEN BATON(グリーン・バトン)」において、買取り対象の直営店舗を現在の19店舗から新たに26店舗増やし、北海道から沖縄まで全45店舗に拡大することを発表した。
新規対象となる26店舗では、2023年12月4日より買取りサービスを開始するとのことだ。
「GREEN BATON」は、利用者から買い取った製品を、ワッペンやあて布などでリペアする「リペアカスタム」や製品から使用できるパーツを集め、再利用して新たな製品をつくる「アップサイクル」、原料として再利用する「原料リサイクル」を行い、「GREEN BATON」の新たな製品として販売するという取り組み。
リセール製品には、バトンをイメージした「グリーンの引き手やネーム」が施され、他にはない「一点モノ」の製品となり、新たな価値が付加されているという。
なお、これまでの買取りサービスは、同社直営店舗で使用可能なクーポン券による買取りとなっていたが、2023年11月からは総合ショッピングサイトGOLDWIN WEB STOREでも使用可能なポイントによる買取りに変更。
アイテム毎にポイントを設定しており、ジャケットは1,000~2,000ポイント、カットソーは500ポイント、パンツは500~1,000ポイント、ジュニアスキーウエアは1,000~2,000ポイントをそれぞれ付与しているという。
同社は今後も、同事業を通じて循環型社会を実現するための一環であるファッションロス・ゼロを目指すとのことだ。
■「GREEN BATON」概要
買取代金の支払方法: ゴールドウイン直営店と総合ショッピングサイトGOLDWIN WEB STOREで使用可能なポイントの付与
買取対象製品: 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」「ゴールドウイン(Goldwin)」のキッズ・ジュニア製品