止まらないソフトバンク!先発全員安打で21得点 20年ぶり記録で5連勝 栗原は“サイクル超え”
◇パ・リーグ ソフトバンクー楽天(2024年5月21日 みずほペイペイ) ソフトバンクは先発全員安打4月13日の西武戦での11得点を更新する今季最多得点で大勝した。20得点以上での完封勝利は04年5月15日ロッテ戦(21―0)以来20年ぶりの快挙となった。 【画像あり】5回途中のスコアボードが凄い 打線は2回に打者一巡の猛攻。先頭の山川、近藤が連打で無死一、二塁の好機を作ると、栗原の2点適時二塁打で先制に成功した。勢いは止まらず、栗原に続き川村、甲斐と3連続で右中間への適時二塁打を放ってリードを広げると、なおも2死一、三塁で柳田が2点適時三塁打。さらに再び打席に立った山川が中前適時打とし、この回一挙7得点とした。 3回には栗原が今季1号ソロで追加点。さらに圧巻は4回。先頭の周東、今宮が2者連続三塁打と止まらず、山川が死球を受けたところで楽天先発ポンセをマウンドから引きずり下ろした。2番手の桜井と対峙しても打線は勢いを維持し、この回も打者一巡の猛攻。10年6月29日のロッテ戦で5回に10得点して以来14年ぶりの1イニング10得点をマークした 5回には、3回に今季1号ソロを放っていた栗原が、三塁打ならサイクル安打の場面で2打席連発の2号2ラン。この時点で20得点に到達し、球団としては16年5月24日オリックス戦(22―6)以来8年ぶりの記録となった。 ▼栗原陵矢 (待望の今季1号)自分の中でも周東さんに先に打たれたのがすごい悔しかったので。いや~よかったですね。もう少し打てるように頑張ります。 ▼川村友斗 先輩方がたくさん打ってくれたので気楽に打席に入れました。まだまだ活躍して何回もヒーローインタビューできるように頑張ります。