金神社、大しめ縄張り替え迎春準備 岐阜市、金運や商売繁盛に御利益
岐阜市金町の金神社で30日、神職らが長さ8メートルの大しめ縄を張り替え、迎春準備を整えた。 伊奈波神社(同市)の主祭神のきさきにあたる渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)を祭り、金運や商売繁盛に御利益があるとして信仰されている。 朱塗りの本殿でおはらいをした神職らが、わらで編んだ大しめ縄を唐破風の軒下に張り、3個のしめの子と4枚の紙垂(しで)を下げた。境内の末社や、おもかる石などのしめ縄も新たにした。 権禰宜(ごんねぎ)の長尾良彦さん(45)は「境内の掃除も終わり、新しい年を迎える準備ができた。ヘビ年もいい年になりますように」と期待した。元日は午前10時から餅つきと甘酒の振る舞いがある。三が日は例年並みの13万人の人出を見込んでいる。 (堀尚人)
岐阜新聞社