「唐パン」完成を報告 亀饅の玄米パン×割烹阿部のから揚げ 何気ない会話から誕生 福島県須賀川市の新名物に
福島県須賀川市の亀饅の玄米パンに、割烹阿部のから揚げを入れた「唐(から)パン」の完成報告会が2日、市役所で行われた。 割烹阿部のから揚げはニンニクが利いた甘辛の自家製タレが特徴。店内での提供のほか、テークアウトする常連客も多い。玄米パンは須賀川産コシヒカリ1等米を使ったもちもち食感の和菓子で、初代から4代続く看板商品だ。名物同士のコラボ商品で、須賀川の新名物を目指す。 いわせ食品の渡辺康弘社長ら市内の40、50代の若手経営者が集まった飲み会での何気ない会話から、開発が始まった。半年ほどかけ、パンの形状や食べやすさなどを改善していった。 飲み会に参加した、荒牧建設の荒牧陽一社長、糸井火工の糸井秀一社長、田村建設の田村長世社長、割烹阿部の阿部弘文代表、亀饅の鈴木茂雄社長が、大寺正晃市長に報告した。大寺市長は試食し、「しっとりしたパンと秘伝のタレが最高にマッチしている」と太鼓判を押した。
1個380円(税込み)。かめまん本店と割烹阿部で販売する。 (県南版)