【独自解説】「北朝鮮のお金は“ババ抜きのババ”」とにかく外貨が欲しい北朝鮮!でも金正恩総書記“肝いり観光ツアー”は大失敗で…参加した旅行ブロガーが驚愕の全貌を公開
それが、『子どもの日・特別ツアー 3泊4日の旅』です。ロシアの子どもの日(6月1日)を含めた日程となっていて、費用が大人約13万6000円・子ども約11万7000円。プール・動物園・遊園地などが訪問地となっていましたが、参加者が集まらず、中止に…。
しかし、2024年6月17日~24日には『神秘的でエキサイティングな7泊8日の旅』を開催予定です。費用が一人約23万円で、平壌(博物館・地下鉄など)・開城(世界遺産など)・自然散策などが訪問地となっています。『神秘的な寺院やモニュメントを訪れ、伝統的な料理と地元の人々のホスピタリティーをお楽しみください』とありますが、牧野氏によると「ロシア人はリゾートのない旅行には興味がない。開城が新たに加わるが、行きたい!とはならないだろう」と指摘しています。 Q.ロシアの人は、リゾートがないと興味ないのですか? (牧野氏) 「自由を満喫したり、景色を楽しんでリラックスするということでないと、ちょっと…。私は開城に行ったことがありますけど、お寺というのは“自分たちには宗教的な自由があるんだ”とアピールするための場所なので、歴史を楽しむといった我々の関心とマッチしないんです」 Q.お寺は、あくまでも“宗教の自由がありますよ”というアピールなんですね? (牧野氏) 「そこら辺に住んでいる人が“アルバイト”でお坊さんをやっているので、観光客が来ると慌てて“僧衣”を着て対応するんです」 Q.ロシアの人には、北朝鮮の食事も合わないといいますよね? 「そうですね。ロシア料理には“辛いもの”がなく、彼らは辛いものを食べませんので、口に合わないと思います。私も開城でご飯を食べたとき、すごく古いお米が出てきたことがあります。北朝鮮の人には“食堂でメニューを選ぶ”という感覚がなく、“自分たちが決めたものをセットで出す”という考えしかありませんから、急に『これが欲しい、あれが欲しい』と言われても、対応できないんです」
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