【バレー】男子バレーボール、開催国のフランスが2大会連続の金メダル。ヌガぺト「3回目の金メダルも目指すつもりです」 パリ五輪
●ポーランド、OPクレク: この決勝は絶対に勝ちたかったけれど、残念ながらそうはなりませんでした。銀メダルを有難く思います。今は、トーナメント全体の結果にあまり満足していないかもしれませんが、もう少し落ち着いたら、自分たちが成し遂げたことを理解できると思います。このチームを誇りに思います。代表のユニフォームはこれが最後かということについては、まあ、この先どうなるか見てみましょう。
●ポーランド、MBコハノフスキ: 歴史的な偉業だと思います。負けた後に笑顔になるのは時には簡単な事ではありません。この敗戦を受け入れるのには、もう少し時間がかかるでしょう。でも、経験から言えば、このメダルを首にかけていればいるほど、だんだん気分が良くなると知っています。
リザーブメンバーの悲しみ
フランスは、表彰式ではリザーブメンバーも含め13人で表彰台に上がった。しかし、リザーブのカールは交代がなく試合登録がなかったため、メダルは12人のみだった。それに気づいたクレブノが彼の所に行き、カールの今までの努力を称え、彼に自分のメダルをかけてあげ、会場から大きな拍手があがった。表彰式後、フランスの選手は次々にスタッフに金メダルをかけ、スタッフも表彰台に上がり記念撮影をした。ちなみにポーランドはリザーブメンバーのボウォンチが、途中、負傷交代で試合登録をしたので、13人全員に銀メダルが授与された。初めからそういう決まりで、正式な試合登録がなかったからとはいえ、なんとも気の毒な光景であった。
最終順位
優勝フランス、2位ポーランド、3位アメリカ、4位イタリア、5位スロベニア、6位ドイツ、7位日本、8位ブラジル、9位セルビア、10位カナダ、11位アルゼンチン、12位エジプト
表彰選手
MVB:ヌガぺト(フランス) ベストセッター:ブリザール(フランス) ベストオポジット:パトリィ(フランス) ベストアウトサイドヒッター:ヌガぺト、クレブノ(フランス) ベストミドルブロッカー:コハノフスキ(ポーランド)、エイブリル(アメリカ) ベストリベロ:グレベンニコフ(フランス)
唐木田 真里子